2005年04月
2005年04月30日
寝室
連休の合間を縫って変わらず現場は動いています。今日は1日で2箇所の現場で打合せ。1つの現場はこのブログでも時折紹介しているのですが竣工間近。今日の部屋は寝室、以前に「おさまり」と言うタイトルで紹介している畳の多目的部屋から繋がる部屋です。加齢に供えたベッドの使用、身の回り品を納めるためのタンス置場、ベッドからそのまま操作できる位置へのスイッチや操作パネルの配置など、ホテルの客室レイアウトを参考に出来るだけ、その空間及び近辺で無駄なく行動が完結するように諸室を配置しています。片流れの屋根の天井の高さを利用して中2階風の空間構成とし西面から降り注ぐ太陽光を和らげる天井のルーバーは光が拡散し間接照明のような効果が得られます。空気の流れや熱の動きを意識した開口部の配置。写真正面の廊下に繋がる2枚引込引連戸には大きな引き手を取り付けました。御父様、御母様の老後を楽しんでいただくための空間です。
2005年04月29日
2005年04月28日
2005年04月27日
2005年04月26日
安全性を考える

「山の安全性」
昨日のJR福知山線の事故から丸1日経った今も現場では復旧作業が続いています。私達は天災、人災、場所、シチュエーションに係わらずいつこのような危険に遭遇するとも限りません。
これを期に、住まいづくりに携わる立場として関係の深い分野の安全性について時折触れてみたいと思います。
昨年、次々と日本に上陸した台風から、おおよそ半年が経過しました。都市部ではその記憶もすっかり薄れていることでしょう。写真は昨日撮影したものです。猛烈な北風にあおられて根張りの浅い木々がなぎ倒されています。林道の整備もされていないため約半年経過した今も手がつけられず、そのまま放置された状態です。山の所有形態は分かりませんが適切な間伐もされておらず、決して健康な山の状態とは言えません。間もなく梅雨がやってきます、雨が続くと地盤が緩み、土砂崩れによる二次被害も考えられます。私は生活の身近な所でこの状況を目にするので深刻に受止めざるを得ないのですが、改めて山の状況を見て頂き、どのようにお感じでしょうか?
2005年04月25日
2005年04月24日
スープの冷めない距離

「スープの冷めない距離」
親子二世帯が互いに近くに居を構える場合等に互いの関係を表すのに時折、この言葉が用いられるのをご存知の方も沢山いらっしゃいますよね。これは、御互いが緊密さを保ちながら互いに援助がしやすい距離だそうです。
では、それって具体的にどれくらいの距離なんだ?
熱いの平気な人もいるし、猫舌の人もいるしと、どうでもいいような事を、ふと思い検索してみました。すると、ありました、しかも沢山の検索結果が出たのは驚きですが、トップに表示された井上教授とおっしゃる方が具体的に日本のスープである味噌汁を作り、主婦の協力を得て検証されたようで、その距離は約2kmだそうです。
この検証では主婦の歩行速度は分速71メートルですが、不動産表示では分速80メートルですので、さらにその距離は広がり、車を使えば更に遠くまでと言う事になりそうです。
以外に遠いもんですね、皆さんはどうお感じになりました?
2005年04月23日
色
以前は「白」と言う事で色の話を少ししました。今回は色についてもう少し挙げてみようと思います。
壁紙などの色を選ぶ時、おそらくA5サイズくらいの大きさの分厚い見本帳の中から選ぶのが一般的です。しかし実際に壁紙を貼る部分と言うのは等身大以上にかなり大きなスペースです。色付きの壁紙を選択する場合は気をつけて欲しいのですが、見本では少し色がついてるのがいいなあと思っていても壁のように大きな面積に貼ると色の密度が拡散して見本帳で見た時よりもかなり薄く感じ、こんな色えらんだかなあっ?となるのが殆どです。
ですから見本帳と同じ様にしたいのなら1〜2段階濃い目にしておくと、ほぼ思った通りの感じに仕上がります。また白やアイボリー、少しグレーが入っているのかなあと言うくらいの白は、どれを選んでも仕上がりは殆ど大差なく白としか感じない程度に仕上がります。また小さなお子さんがいらっしゃると可愛い柄物を選ぶ事もあるのでしょうけども、数年後にはお子さんも成長し、自我に目覚めると好き嫌いを主張しますので、そのあたりも見据えて選択して下さい。
最も最近の住まいづくりで、あまり色の選択で悩む事は少なくなりました。
いただきもの その2

今日紹介するのは、3時の休憩に出たと言うか置いてあった、おそらくいただき物であろう、お菓子。
その名も、黒豆パフチョコレート「丹波の山霧はミルク色」と言うらしいのですが食感はチョコフレークに歯ごたえをプラスし、そこに丹波の名産黒豆を入れた、あっさりとして甘さ控え目、甘い物好きにはストライクゾーンかも!?
説明書きの一部抜粋/丹波コシヒカリ、丹波黒豆をミルク色のベルギーホワイトチョコレートが優しく包む丹波の風景菓子です。
販売元/丹波 寛永堂(篠山市東吹)
になっています。販売形態やシステムは分かりませんが興味のある方は直接販売元へどうぞ!
しかし建築写真はある程度工夫して上手く撮れるようになりましたが、こんな小さなお菓子を撮るのはうーん、難しい。
2005年04月22日
換気

今日は、一般的な自然換気のお話をします。
「換気してっ」って言われた時あなたならどうしますか?窓を開ける、換気扇を回すと言うのが一般的でしょう。けれどもこれでは空気の流れは一方通行で効率のいい換気にはなっていません。また換気扇はその周囲の空気しか排出できず、部屋全体の空気を動かす事は出来ません。
でわ、どうすればいいのか、
続きを読む
2005年04月21日
おさまり

私達の世界でうるさく言われるのが「おさまり」と言う言葉、傍から見るとどうでもいいことのように思えるのですが、実は細かい気配り一つで出来上がりの印象を随分と違う物にしてくれます。
俗に「おさまりのいい家」などと言われる位、大切に考えろと言われる部分なのですが、今日御紹介するのは、また違った意味の納まり、実は随分と以前にこのブログの中に「いいでしょ、これ!」と言うタイトルだったと思うのですがその時に紹介しているコタツテーブル、真中のぽっかり空いた床の部分に、その掘りコタツテーブルが乗って、使わない時には床下に沈めておける納まりのいいやつなのです。今はもう現場に納品もされているのですが、いつも写真を撮っておかなければと思いながら現場へ行くと打合せやら何やらで、忘れてしまっているのですが、今日の写真は竣工写真の下見に撮っていただいたものを使わせて頂きました。
全てを頭の中で覚えておくのは苦手なので普段はその日、やらなければいけない事を紙に書き出して済めばチェックを入れると言う方法をとっていますが、それでも紙に書いた後に急に出て来たちょっとした事などを忘れていたりする事があります、それが致命的なことでなければいいのですが、物忘れや間違いを100%なくすいい方法、二重の確認などになるのでしょうか?
2005年04月20日
総合的に 最終章

先日1回休みましたので、今日は「総合的に」シリーズを連続して、これにて、このシリーズを一旦閉めようと思います。
さてリフォーム工事において開けて(解体して)見なければ、分からないと言うことは出来るだけ避けたいと思い、これまでにお伝えしてきた、事前の調査と言うものを大事にしているのですが、今日お伝えする箇所は正にどうしょうも無い部分の一つなのかもしれません。
床下や天井裏と言った箇所はそこへ至るルートが確保出来れば事前に調査は可能なのですが、1階と2階の間にある1階の天井裏などのスペースは押入れの天井板を外して見る程度の事しか出来ないのが現状です。仮に運良く見れたとしても天井裏には梁などの大きな材料も通っていて、上手く俯瞰で見渡せないので、その付近のみ見えると言うのが現状です。
この写真は解体してみてその原因がはじめて分かった一例ですが、この住まい、解体前の2階の床のたわみがやけに気になっていたのですが、写真のように梁(赤矢印)と根太(緑矢印)が並行して入っていました、本当は梁と根太と言うのは直交して入っているのが常識と思うのですが、色々な大工さんと話をしていると、リフォームで解体してみると、そう言う事例は時々あるとの事です。(おー恐っ)
総合的に その4

今日紹介の写真はリフォームの設計にあたり、事前に床下を調査した時の物です。この写真から分かる事は何でしょう?直ぐに分かった方はこの先は読まなくても簡単な事ですのでこの辺で切り上げていただいても構いません。分からなかった方はここから先も是非読んで下さい。
床束(ゆかづか)と言って簡単に言うと床を支える柱のような役割を果たす物ですが、その間隔が飛びすぎているために長期間の間、上からの荷重がかかる事で床が次第にたわんできていました。これを防ぐには束の間隔をもう少し細かい間隔で入れる必要があります。赤で印を入れたぐらいの位置(おおよそ90cmから100cm程度の間隔で)に本当は必要になります。
それと束と大引(おおびき)と言う写真の青矢印の材料をつなぐのに「かすがい」が必要です(写真にコの字型の赤で印を入れた部分)
さらに言うなら束を受ける石が平たい石の上に置いてありますが、現在の住まいづくりではまず考えられないやり方です。束石と言う立方体の石の上にのせましょう。
それと束が転ばないように貫と言う束と束を横方向に結ぶ材料(写真の緑線の部分)も入れると尚良いのですが、実はこれがあると床下点検の際に非常に邪魔になりますので、点検ルートも考慮しておく必要があります。
2005年04月18日
総合的に その3

平日になり、「総合的に」シリーズのその3と言う事で、前回は柱の復旧方法を掲載いたしました。今日は土台をどのように復旧させたかと言う事で触れていきます。
腰掛蟻継(こしかけありつぎ)(蟻の頭の形に似ていませんか?)と言う横方向、主に土台をを継ぐための方法です。ごらんのように上から乗っているだけの継ぎ方ですので強度を要求される部分には使用できませんが土台はコンクリート基礎の上に乗り下からしっかり支えられていますのでこの様な部分にのみ使用するのが一般的です。写真は古い材料と新しい材料に大きな段差がついてしまっていますが、古い材料(右側の黒い方)がだいぶん扁平した土台でしたので、このようになっています。同じ大きさの土台を使っていたのなら綺麗に上端のレベルが揃うはずです。
後、写真の赤で印を入れた部分にアンカーボルトと言って土台と基礎を固定するためのボルトが必要です。
話は変わりますが、今日家の軒下に一瞬だけツバメがやってきました。昨年我が家の軒下に初めてツバメが巣をつくりました、田植えの頃にはまた頻繁にやってくるんでしょうね、もう、そんな季節なんですね。それにしても花粉症はますますひどくなっています、あー憂鬱。
2005年04月17日
仲良し三兄弟

今日は、先日の夕方に急遽連絡を頂き地鎮祭に行ってきました。写真は仲良し三兄弟が揃ってお辞儀をしている所です。男の子ばかり腕白盛りですが、この時は三人揃って仲良く礼って感じでした。微笑ましいですね ^^
地鎮祭では急こしらえですが、祭壇に向って玉串と言う榊の葉を供えます。この時実はちょっとした作法があります。こんな事言うと何ですが、御施主さんの中で、ちゃんと出来ている方はあまり見かけた事がありませんので、このブログを見ていただいた方は是非参考にして下さい。
まず、神主さんから榊を受け取り葉の根元の方を祭壇の方へ(つまり自分の体の方に葉の先が向く)向くように備える前にくるりと回し、祭壇へ供えます。
次に体は祭壇に向いたまま半歩ほど下がって(必ず下がる必要はありません。)、ニ礼しニ回拍手をします、そして最後に一礼で一連の動作は一旦終了です。これを 「ニ礼、ニ拍手、一礼」と覚えていただくといいと思います。綺麗に見えるコツは大きな動作と一連の動作と動作の間を一呼吸完全にとめるとメリハリがあって美しい姿勢に見えます。(最初の二礼をする時の1回頭を下げた時に完全に一呼吸止め、頭を上げて一呼吸止め、次の礼に入る。拍手を打つ時も1回目にパンとし、一旦動作を一呼吸止め、次のパンに入る)あわてずゆっくりとやってみて下さい。
そして、最後にくるりと反転して神主さん等(建築関係者の方は施主さんにも御忘れなく!)に一礼して自分の位置に戻りましょう。以上、演技指導でした。
これは、何も地鎮祭だけに限らず神社で御参りする事があれば一般的には通じる作法ですので「二礼、二拍手、一礼」を是非覚えて下さい。私は、拍手を打つ時に如何に大きく響き渡る音が出せるかに喜びを感じています。









