2005年08月

2005年08月31日

中古住宅を見極める

設計事務所は敷居が高いの?相談会、見学会、などちょっと相談しただけで、その後、営業攻勢をかけられるのでは?等と御思いの方、いらっしゃるでしょう!

しかし、私共は超がつく位の営業下手ですし、営業経験もございません。ですからそのような人間が下手に営業をすると余計に御縁が遠ざかってしまいます。私共は住まいにとって御医者さんのような立場、えっ、そんな立派な者では無い。はいっ、確かにそうですね。でも目指すのはその様な立場です。

ですから、皆様からの積極的なアプローチこそ唯一、力になれる機会なのです、どうぞお気軽に御相談下さい。

どの段階から金額が発生するのかなども遠慮せずに聞いて下さい。

一緒につくり上げる喜び、楽しんでみませんか?

こちらも併せて御覧下さい。

→ 芦田成人建築設計事務所ホームページ

 

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私共への業務の依頼は何も新築だけに限らずリフォームも御受けしています。そこで今回はそんな一例を紹介します。中古住宅

例)中古住宅を購入してリフォームしたい場合

どのような場合もそうですが、まず直接、見せて頂く事が重要です。周辺環境、築年数、構造、形状、ボリュームなど、それぞれの要因が全て違いますので、とにかく見なければ始まらないのはお分かり頂けますでしょうか?

この物件は兵庫県下のとある市内に建つ住まいです。震災の影響を受けたらしく、外壁は大きな亀裂が特に南面外壁に多く見られ、補修した跡が目立ちます。

中古住宅しかし、補修後にどんどん亀裂が進行しているのか、いい加減な補修だったのか、亀裂の隙間から僅かに下地が覗いている状態です。当然防水は施されているのでしょうけれども、それだけに頼るのは心もとない、防水が切れれば構造体にまで雨水が浸透し、腐り始めると共に環境が整えばシロアリがやってくると言った状態になります。ここまでは目視で判断できる部分です。

さて、この住まい外壁の亀裂、剥落以外、外観上問題はなさそうに装ってありますが、ここからが私共の真骨頂。見えない所に光を当てる、なーんて大袈裟な事は申しませんが、床下へアタックです。

この年代の住まいで床下に潜れる箇所と言えば大体決まってきます。床下収納や畳の間ぐらいに限定されますので、当然そう言った所を目指す訳ですが、ここの場合は隠すように畳の間の上にタンスが置いてありました。しかしタンスも横に寄せておき、畳を上げて、下地の床板をめくり床下を覗き込むと、色んな生き物がいます。

余談になりますが家のペット(フェレット)などは目をはなした隙にリード(紐)を外しどこかに行ったなあと探していると家の床下点検口から顔を覗かせるではありませんか。知らない間に基礎の隙間から家の床下に入っていったようです。元々穴が好きな動物らしいですが・・・。

それはいいとして床下にアタックしてみると基礎が縦にズバッと断裂しているのを発見してしまいました。外からは補修をして分からないように繕ってはありましたが、中までは隠しとおせないと言った所でしょう。

基礎が断裂していると言う事は、鉛直方向の荷重に対しては耐え得るのでしょうけれども、水平方向に力を伝達しなければならない場合にそこで伝達しきれなくなって大きな力がその一点に作用したり、基礎に対して真横から揺すぶられると耐え切れなければ崩壊してしまう可能性も高くなると言ったマイナス面があります。

当然この住まいの購入を見合わせるように勧めた事は言うまでもありません。

この様な内容以外にも設備面での不備が無いか、雨漏り、水漏れは無いか、水平鉛直方向への傾きが無いか、小屋裏の状態など総合的にチェックして購入に値するか否か等を判断する訳ですが、最初にも申し上げましたように、本当にケースバイケースですのでとにかく見て判断しないと何も申し上げる事は出来ません。

 

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2005年08月30日

隣でマンション建設が始まったら

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安息角2

 

さて前回は土地探しの上での一例を紹介しましたが、安息角(安息角が分からない方は先日の投稿を御覧下さい)の影響を考えないといけないのは何も自分が家を建てる時だけでは無いと言う一例を紹介します。

隣の土地にマンションやビルなど比較的、高層な建物の建築が始まるとまず、基礎の工事を始めるために地面を掘っていく事になりますが、この時に一時的にですが前回と同じ様な隣地との間に高低差のある関係がうまれます。(図参照)

勿論工事側では、崩壊防止のための対策をとる訳ですが、高低差が出来るのですから当然、先日の安息角の問題が発生する訳です。

最低安息角30°ですから掘削底から斜めに30°の線(図の点線)を引き、元の地盤面まで伸ばしていくと、ここには、学生時代に習った、1:2:√3と言う三角形が出来ますよね。

従って今、深さをh(m)掘った場合に、水平方向には2h(m)の所までにある隣家等がその掘削工事による影響が及ぶ可能性がある事になります。

しかし、これらの隣家はこのような工事がある事を前提に基礎工事などされていませんでしょうから、もし何らかが起こり地盤に問題が発生すると、住まいも影響を受けることになります。

(実際の工事では土留めの為の矢板はもう少し地中深くまで差し込みますが図では少し割愛しています。)

ですからもし隣でそのような工事が始まった場合に何も出来ない訳ではなく、ご自宅の基礎部分にでも工事開始前の地盤面の位置が分かるように印をされておいてメジャー等をあててそれを一緒に写真に写し込み記録を保存し、工事完了時にもう一度確認して、なんら大きな問題があった場合には即座に工事業者に話をしてみましょう。

もっとも工事業者側でもその辺はシビアにやっている所もあります。が対応は様々ですので、いざと言う時には、やはり証拠が重要な資料となります。

 

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2005年08月29日

高低差のある土地に住まいを考える場合

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近頃、「土地が見つかったら設計をお願いしたい」と言う有難い、問合せが立て続けに数件入っているのですが、所がこの土地探し意外と簡単ではないようですねー。

長いケースでは2〜3年と言うスパンもあります。

私達、設計者との住まいづくりにおいては出来れば土地を購入する前に候補地を見させて頂けますとより適切なアドバイスが出来ます。

と言う事でその一例を紹介

安息角1

道路や隣地よりも購入予定地が高い位置にある場合

地面は粘土質の場合、砂質の場合(これらをまとめて土質と呼びます。)等様々ですが、普通にこれらを盛って山のようにしようとすると切り立った崖のように垂直には、ならない事ぐらいは容易に想像できる事でしょう。山の裾野の状態を想像して頂くと分かるように裾野が広がっている状態が力学的に一番安定している状態と言えます。この角度の事を安息角と言い、土が自然に崩れ落ちる事のない角度です。土質によってこの角度は変わるのですが最小角は30°とされています。

さてここからが本題になりますが、このような土地に住まいを考える場合、その基礎は最低安息角30°よりも深い位置(図中水色斜線部内)にその底盤が埋まっている必要がある訳で、敷地の有効利用を考えて出来るだけ隣地や道路寄りに建物を建てようとするとそれだけ深い基礎が必要となる訳でコストに影響を及ぼす事になります。

又、逆に一般的な平地に建てる基礎と同程度にしたいなら、それだけ建物を後退させる必要があり、敷地の中で建物を建てられるスペースが小さくなる訳です。

但しコンクリート擁壁等を設けるなどする場合は必ずしもこの通りではありませんが、そうするにも、それなりにコストがかかる訳で、結局コストバランスをどう考えるかと言う事が重要になる訳です。

 

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2005年08月25日

忍び寄る

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前回は簡単な防犯対策について、お話した訳ですが今回はこの文化に住んで経験した恐い話から

夏も終りを迎えようとする、エアコンが必要か否かと言った位の季節の夜、ベランダ側の窓を開け、カーテンは閉めたまま部屋で机に向かい作業をしていた時にベランダの方から何やら物音がします。猫かな?と思っていたら嫌に大きな音がだんだんとこちらに近づいてくるではありませんか。

何故か、カーテンを開けて覗く事はせずにいざと言う時のために、すでに防御体制に入りました。だんだんと近づく物音、間違いなくこちらに近づいています。

さあ、いつでも来いと言う体制に入った時、

隣の方から「あんた、何してんのー?」と言う声が聞こえてきます。

そうするともう一つの声は「びっくり、さそうかなと思って・・・」とばつが悪そうな感じです。

そうです、隣の部屋を訪ねて来た、少し、いかつい、お兄さんだったようです。

実はこの、ベランダの外には平屋で屋根付きの貸しガレージが直ぐ目の前にあったのですが、その屋根を伝ってやってきたと言う訳です。

と言う事はこの住まいは玄関の方からも簡単に入る事が出来、ベランダの方からも侵入可能と言う事であり、こちら側の窓にも当然前回の補助錠が増えた事は言うまでもありません。

例は少し違いますが、泥棒はどこからでも、その気にさえなれば侵入してきます。マンションの場合2階はまだ防犯意識は高いけども、3階以上になると極端に意識が低くなると言います。

雨樋を伝って登ったり、逆に屋上から降りてくる例もあるように上の階だから安心とタカをくくってはいけません。

又、古い住まいの場合は屋根瓦をめくって侵入すると言うケースもあるようです。

皆様の住まいの周りも一度、見渡してみて下さい。隠れて侵入出来る高い塀、足掛かりとなりそうなエアコンの室外機、や物置など排除は難しくても侵入経路となりそうな所には対策を講じる事も出来ると思います。

防犯対策100%は難しいでしょうけども、地震対策と併せて出来る所から始めて見てください。

 

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2005年08月24日

防犯対策しなければ

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前回は外にあるトイレの話でしたね。そう言えば京都の嵐山等に有料の公衆トイレが出来ると言うニュースが随分以前に流れていましたがその後、どうなっているのでしょうね?その公衆トイレはフランス製だとか・・・。

さて、今回は防犯について、この話を書こうと決め手から少し当時の状況を思い出しました。

この文化に引越す前から、防犯対策をとらないといけないような話を聞いたのです。同じ下宿に居た友人もこの文化の同じ部屋を私が飛び込んだのとは別の不動産屋に連れられ下見に行ったとの事、しかしタッチの差で私がここで手を打つ事を決めたので私の不動産屋は隠してあった、そこの鍵を引き上げました。そこで友人の不動産屋はたまたま鍵が無いのだろうと思い、何とか中を見せたいと流し台の前にある引き違いのアルミサッシをガタガタゆすりだしたそうです。するとクレセント(鍵)が外れたのでそこから中に入り鍵を開け中を見る事が出来たと言うのです。

これは用心悪いと思い早速、図のような補助錠を購入しました。予備錠

これはあくまでもアルミの引き違いサッシ用ですが、本体はスチールで出来ていてずしりと重みがあります。そしてアルミサッシの枠と接する部分にはゴムが取り付けられています。

形状は下駄の上にツマミがついたようになっていて、このツマミを回すと下駄の足の部分が動くと言うシステムです。

予備錠2これを写真のようにサッシ本体の枠とそれから可動する部分(この部分を障子と呼ぶのですが)に挟み込み下駄の足のような部分を動かす事で突っ張るようにして窓を開けにくくしようとする物ですが、正直これはクレセントさえ開錠出来て、かなり強引に力任せにサッシをゆすれば効果はなくなる事もありますので万全ではありませんが、サッシの上下に取り付けておけば開けるまでには結構手間取るかもしれません、そんなに高いものではありませんし、ホームセンター等でも販売されていますが、最近はもう少しいい物も出ていますし、他に有効な手段や本格的な防犯対策もありますが、手軽に始められる防犯対策の一つと言う事で取り上げてみました。

未だ、何もしていないと言う方は今日からでも始めてみてはいかがですか?

 

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2005年08月22日

外にあるトイレ

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また嫌な台風が近づいていますねー、皆さん、御気をつけ下さいね。

さて前回、2つ目の賃貸物件はトイレが外にあったと言う事でしたね。

一旦ベランダに出て入るそのトイレは奥行きが壁の芯から芯まで半間(90cm程度です)でしたので、便器に座ると大きな体格の私にとってはとても窮屈な空間で扉さえ閉まりません。幸いきちんと考えてつけられていたのか否かは分かりませんが、扉の開き勝手は少し開いていても外からは見えない向きに付けられてありましたので何とか使用に差し支えの無い範囲ですし、便器に対して真正面からアプローチする方向であった事が幸いしていたのでしょう。(先日の間取図を御参照ください。)

これが便器に対して横からアプローチする向きに扉があったなら、全く使えないトイレになってしまいます。後に沢山設計した物件の中で都会の小さな土地の中に高密度な住まいを実現させるために、センチ単位の空間の攻防を繰り返しトイレの奥行きの最小限寸法は120cm〜人によって135cmが最小スペースではないかと言う結論を導いたのですがこれはあくまでも幅が半間である事を前提としていますので、幅を少し広げて便器を斜めに振ればその奥行きはもう少し小さくても可能な事を付け加えておきます。

所でトイレの話の続きですが、外出中に綺麗なトイレに入りたい時どんな所へ行きますか?ホテル、百貨店等は比較的掃除も行き届き綺麗ですよね。所がこう言った所って、1階にはトイレを設けていない所が多いのをご存知ですか?

一度、案内板などを見てください。2階以上にある所が多いと思います。これは販売戦略でもあると思うのですが、わざと店内深くに導いておき、沢山の商品を見せる事で購買意欲を高めようとする作戦と言う説もあります。

さて皆さんは、どう思いますか?

 

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2005年08月21日

次の住まいは?

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文化

 

さて本題の話を進めてみようと思います。大学の2回生になった頃、最初の下宿のおばちゃんから「もう直ぐしたらこの下宿、建て直すから、出て欲しい」と言う事を伝えられました。せっかくみんなと仲良くなれた頃に出たこの話に、少しショックを覚えたような記憶があります。

とにかく後が無くなった訳ですので、住む所を確保しなければいけません。どうやって探したのか、はっきりとは覚えていませんがおそらく不動産屋に飛び込んだと思います。

次は自炊もしなければいけなくなる訳で当然台所が必要です。色んな条件から図のような間取のいわゆる文化住宅に入る事になりました。

文化住宅と言う言葉は関東発生説、関西発生説、諸説あるようではっきりとはわかりませんし、関東と関西では同じ文化住宅と言えども少し捉え方、考え方が違うようなのですが、とにかくここではこれも文化住宅と表現します。

松下グループの御膝元にあるこの文化住宅は、下町と言うよりも、同じ様な建物ばかりが建ち並ぶまるで迷路の一角と言った場所でした。バブル最盛期には違法なミニ開発が進み、環境的には決して良いといえるものではありませんでした。

1、2階にそれぞれ4戸、計8戸分の同じ様な間取がある2階の一部屋に入る事にした訳ですが、本当に色んな人や家族が入居していていました。2階の階段を上がった直ぐの所には、この間取の中に家族4人がひしめき合って入居されていました。そして次の部屋は何やら恐い怪しげな御兄さんと御付き合いしているらしい女性、そして私の部屋、更に一番奥には後から入ってきた病がちな少し年配の方が住んでいます。そして1階のメンバーはよく分からなかったのですが1戸だけ、顔を合わせると訳の分からない事を唱える年配のおじさんが等が時々見かける事があったメンバーです。

住まいの間取は見て頂くとお分かりのように6畳、4畳半が雁行するように南北に並び(ベランダは南側です)に流し台スペース、そして一旦外に出てトイレと言った面白い部屋です。間取が雁行しているために、視線は自然と斜めに延びます、(図中の赤矢印)そのために実際のそれよりも随分と奥行きを感じます。

こんな環境の中、平穏な生活が送れた訳ではありません、色んなエピソードもある訳ですので又本編とは別に追ってお送り致します。

 

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2005年08月20日

千年家

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午前中、現場での打合せが終り、ふと足を伸ばし安富町まで行ってみました。

安富千年1兵庫県には「千年家」と呼ばれる古民家が2軒?残っていて、いずれもが重要文化財として国の指定を受けています。その内の1軒で、旧古井家住宅と言う古い民家が安富町にあるのですが。広い土間にはかまどや馬屋が、すのこ状の竹の床で出来たなんど、ちゃのまにはいろりが再現されています。

製材技術が発達していない時代にちょうな(説明には、はまぐりちょうなと書いてありました。)と言う道具によって仕上げられた板が床や馬屋の腰板に使われるなど上層階級者の住まいであったことが伺えます。

安富千年2ちょうなによって仕上げられた床板は室内の濃い陰と外部から差し込む光によって、その微妙な凹凸の陰影が目に優しく、波のように映ります。土足は禁止されていましたが直接床の上に上がることも出来、心地よい足触りでした。

床下に風を通すと言った意味合いでしょうね。床下換安富千年3気口らしき開口が設けられていました。

周囲は小さな公園として整備されていて、外部はいつでも自由に、内部は土日祝日しか見れないそうで、運良く内部も見る事が出来ました。

木組みの構成や成り立ちを理解するのは勿論です安富千年4が、久々に薄暗い閉鎖的な空間を味わい、明るいのがあたり前の現在の住まいのあり方に明暗のめりはりと、明かりのありがたさを感じた見学でもありました。

 

 

他にも見学した施設はあったのですがあまりにも大きな施設ゆえ、ヒューマンスケールを超え、寂れ果てたその建物は張りぼてで出来た遊戯施設と何ら変わらないと感じた事等から今回はコメントを差し控えます。

 

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2005年08月19日

住まいの真中は外!?

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さて前々回、住まいの真中には「間」があるのではないでしょうか?と言う話でしたよね。

その間が例えば住まいの外にあってもいいのではないでしょうか?建物の構成次第で住まいの外であっても魅力ある空間は創れます。

密集市街地等で囲み方のプランやコートハウスと言った手法によりそれらを実現する手段の一つとして用いられる事もしばしばありますが、それらは外部には開放しない方法ゆえ、街との連続性や関係性について少し考慮してあげる必要もあります。

私は、いつも外と中の関係についてはゆるやかに繋ぐと言う手法を必ずと言っていいほど意識しています。緩やかに繋ぐとは具体的にその一例を挙げますと、窓を開ければいきなりそこが外になるのではなく、必ず庇や袖壁等で頭の上や脇を守られながらウッドデッキなどを通し、次第に外に繋がって行くと言うものですが、実は庇の効果はそれだけでは無く、夏の暑い日ざしが室内に侵入するのを塞いでくれたり、袖壁により風を呼び込むと言った効果も持ち合わせています。

囲み方ではありませんが敷地三方を隣家に囲まれた敷地にコの字型平面を持ち緩やかに外部に繋がり、街に対しても緑の提供を取り入れた提案模型をここで紹介致します。

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sting11 at 14:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2005年08月18日

自分の目で見る事の大切さ

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御盆休みも明け、そろそろ世間も動き出したのかなあと思い、お盆前に連絡を頂いていた所に先ほど電話してみると、誰も出てきません。まだ今週は休みなのかなあ?

朝一番に先日、アス○ルで注文したファイルが届きました。書類の整理をするのに足らなくなってしまい、少し大量に注文したのですが、留め具の所が金属製の物よりもポリプロピレン製の方が取り扱いがし易いと思い「ポリプロピレン製」の文字ばかりにとらわれてネットで注文したまでは良かったのですが、何とファイルそのものがオールポリプロピレン製でした。

「うっ、思ってたのと違う〜」

私が欲しかったのは、留め具だけがポリプロピレン製で、他の部分は紙製の物が欲しかった訳ですが、ネット販売、カタログ販売の問題点なんですよねー、実際に物を見て購入する訳ではないので、こうなってしまうと本当にがっかりです。(取り替えてもらえるかどうかは聞いてみないと分かりませんが、このような事項は保険の契約書などと同じで小さな文字で本当によく読まないと何処に書いてあるか分からないように、利用規約として書いてある事がしばしばですねー。)

ファイル程度なら、がっかりで済んでしまう訳ですが、これが住まいだとしたら、どうですか?何千万とかけて建てたせっかくの住まいがこれではショックで済まされないし、こんなのにお金を払いたくなくなりますよね。

しかも簡単には取替えのきかない事ばかりです。

住まいは一生を掛けて住み続ける場ですので、どんな小さな物でもカタログで済ませるのではなく、可能な限り、実際に目で見て確かめておく事が大事、実際に目で見ていても現場に入ってくると「あれ、こんなんやったかな?」と思う事もよくあります、当然の事ですが面倒臭がらずに自分の足を動かしてみて下さいね。

さて8月に入り、更新さぼり気味ですねー、次回は「真中」について第二段を綴ってみようと思います。お楽しみに−!

 

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2005年08月16日

住まいの真中

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真中

少し、間が空いてしまいましたがやっと更新です。

さて、前回は住まいの真中について考えてみましょうと言う事で終わっていた訳ですが、皆さんは「すまい」の真中って何処だと思いますか?

分かりませんよね、だって答なんて無いんですから、只敢えて答えるとしたら「ま」では無いかと私は思います。

いや、別に子供のなぞなぞ真中2遊びをしている訳では無く、「ま」とは「間」と言う字に直してみると御分かり頂けるかも知れませんが、「間」は「空間」の「かん」、「時間」の「かん」、あるいはそのまま「あいだ」等とも読みます空間や時間の箱の中に生活が盛り込まれ、人と人との間、つまり家族関係によって喜怒哀楽と言う感情が生まれる、そんな「ま」が築かれるのが真中なのかなあ?って思っています。

あまり上手い説明とは言えませんが、国語の授業では無いので、ご容赦下さい。^^)

さてここからが本題。写真はすまいの真中に台所を配置した一例です。目の前にある良景を望みながら、上部が吹きぬけた住まいの真中にあるこの位置は「おーい」と声を掛ければ、皆に届き、住まいの中を移動する際には常に目に入る、扇の要、司令塔とでも言うべき、非常に開放的で求心力を持つ場所でもあります。孤独になりがちな家事労働の心の支えになるべく、流し台前の少し立ち上がった壁の向こうにカウンターを設け、会話を楽しみながら作業が進められるようになっています。

 

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2005年08月13日

ひとまとまり

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ワンルーム

 

左の図を見ると何やらありがちな、間取ですが不動産情報ではありませんよ!

さて、移籍後初めて、このブログの本題らしき内容を進めてみようと思います。

その前に移籍前の話の続きになりますので、簡単に復習しておきます。

私はこれまでに、沢山の賃貸物件に住んできました、と言っても私よりも更に沢山の物件に住んだ経験のある方は山ほどいらっしゃるかもしれませんが・・・。

そんな中で今の仕事に結び付くような考えだとか思いを少しずつ紹介していきます。

前回は、大学進学のために住んでいた賄い付きの学生下宿の話で、6帖一間で生活の全てが完結していたと言う話でした。

一つの空間で生活が完結すると言う事で考えてみると、実はシティーホテルなんかもそうなんですよね。只、ホテルの場合、一般のシングルやツイン、ダブル程度では調理するための設備が整っていないのが少し違う所ですので、生活が完結するかと言えば嘘になります。

では本当に一つの空間で生活が完結するためには、図のようなワンルームマンション等がその最小空間になるのでしょうね。非常に効率良く?コンパクトにまとめられた空間の中で生活するためには無駄な物は所有できませんので持ち物は必要最小限にならざるを得ないですね。これも一空間の真中で全てに手が届く範囲なのでしょう。

図ではトイレと風呂がセパレートになっていますが、これならまだマシな方ですね、私が大学に行き始めた頃はトイレ、風呂、洗面所の3点が一つのユニットに納められたいわゆる3点式のユニットバスが多かったと思います。

但し、後に生活がステップアップ出来て、移り住む時にはこの図のようなありふれた間取にはどうしても住む気にはなれずに意識的に避けていましたが、その段階に至るのは、もう少し先の話になります。

生活が一度にステップアップしたのでは面白味も何もありませんから・・・。

では、次回は住まいづくりにおける「真中」に視点を充てて話を展開してみようと思います。お楽しみに〜!

 

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2005年08月10日

少し、切れてしまいました。

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移籍後、いきなりこんな話で申し訳ありませんが、今日は久々に、少し切れてしまいました。(普段は仏の芦田で通っているのですが・・・?)

何に?

実は今日、中間検査でした。

建物の用途が住宅と言う事を最初にお断りしておきます。

中間検査とは、建築の途中、大体は棟上後、屋根が葺かれて、筋交いがついたり柱や梁に付けるべき金物がついた段階で行われるのですが、以前は行政だけが執り行っていたのですが、現在は行政から指定を受けた民間の機関でも執り行えるようになっている、いわゆる御役所による検査の事です。

時間よりも早く、現場の前に立って待っていると作業服を来た係員がまず一人やって来たので、

私 / 「おはようございます」と挨拶すると

係員1 / 「・・・」(無言。)

私 / 心の中で「愛想、悪っ!」

やがて初老の係員(以後係員2)が20m程遅れて透明のビニール傘を片手に、やってくるや否や、「配置図(図面の1枚です)がついてないやん」

私 / 「いきなり、それかい、挨拶ぐらいしたらどやねん!」と心の中で叫ぶ

ま確かに、配置図は無いけども1階の平面図で兼用していると言う旨を伝えると

係員2 / なにやら小声でつぶやいた後に「こんなん図面とちゃうやん」的な発言が飛び出しました。

ここで、挨拶一つ出来ない?否、しようとしない、この方達に、抑えていた気持ちがほんの少し切れてしまいました。「あんたらに図面をどうこう言われる筋合いは無い、あんあたらは確認書の通り建ってるか、どうかだけ見たら、ええんやっ!」てな具合に言ったかどうかははっきり覚えていませんが、彼らの仕事は、前もって提出している建築確認書に基づいて建物が建てられているかどうかを見るのが主な仕事です。

図面の描き方自体の審査をする権利はないのです。この的外れな発言で以後の検査はピリピリ険悪ムードです。当然私も、何かを言われても黙って聞き入れようとする態度はあるはずも無く、態度で嫌悪感を表現していました。

そうなんです、民間と言えども彼らはお役所的雰囲気は消えていませんので、あくまでも「現場を審査してあげよう」的な態度なのです。(この横柄さに腹がたつのです。)これは間違っています、じゃあ、「審査させて下さい」、でもないです。

「審査しましょう!」ではないでしょうか?(さしずめ、Let's審査)って感じでやってくれないと困ります。

最後に、係員はこんな人達ばかりではないですよ、むしろ丁寧な人の方が多いと思っています、たまたまこんな方達にあたってしまったのでしょう。

いきなりこんな内容で失礼しました。いつもはこんな内容ではないのですよ。

又来て下さいね。

 

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2005年08月09日

祝!スペースシャトル帰還&カテゴリー移籍

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初めて御覧頂いた皆様、はじめまして。「地域情報・近畿」から移籍してきました「首位打者への道(住まいづくり通信)」です。どうぞ宜しくお願い致します。

内容は暫く御付き合い頂けますとお分かり頂けると思いますが、宜しければ過去の記事も少し覗いていただけましたら、より早くお分かり頂けると思います。

より、分かり易く住まいづくりを綴ります。

宜しければ記念にワンクリックして頂けますと今後の励みとなりますので、1票お願い致します。



移籍決定!

いつもクリックありがとうございます。

実は今日は皆様にお知らせがあります。

先日のランキングで1日24時間、ベスト10入りをキープ出来たようです。

従って、先日7/21に行ったFA宣言通り(ご存知無い方は文字をクリックしてみて下さい)、今後の順位に係わらず、当ブログの専門カテゴリーである「住まい・不動産」の方へ移籍しようと思います。

これまでより多くの興味を持つ方々に見ていただきたいと思い、専門分野への進出を決めた訳ですが、どうやらあちらも更に強豪揃いのようですので、より一層の皆様の応援宜しくお願い致します。尚一層、有効な住まいづくりの情報を発信していきたいと思います。

尚、近日中に移籍の予定です。

4ヶ月ほどの間でしたが、どうも御世話になりました。

出来ましたら最後の記念にワンクリックお願い致します。



2005年08月08日

6枚の中心で・・・

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6枚の中心で

 

前回までは住まいの中に、若しくは住まい全体をわくわくするような空間にしてみては?と言うような提案も含めて話を進めてきた訳ですが、まだまだこれまでにして来た提案と言うのは沢山ある訳で、又機会を追ってここで紹介していくつもりですが、少し時代を進めてみようと思います。

えっ、何の時代か?私はこれまでに色んな賃貸物件に住んできたのですが、これから御話するのは大学時代の話に進みます。

高校を卒業し、大阪の大学に進学した私は丹波から通えるすべも無く、学校から紹介された賄い付きのいわゆる、下宿生活を送る事になりました。

下宿生は殆どが地方出身者です。同じ様な境遇の物同士、みんなでわいわいと言いながら食べる食事や銭湯通いは楽しいものでした。幸いにして比較的広い部屋に入る事が出来たわけですが、おおよその間取は図のような感じで、約6帖程のスペースに押入れと板の間に流しが付いている程度で、トイレと洗濯機は共同、風呂は銭湯と言った貧乏学生の王道を行くような所でした。中には約3畳ほどの部屋にほぼこれと同じだけの量の荷物を入れて生活していた学生も居たのには驚きましたが・・・。

私の部屋は1階の1番奥で東側には辛うじて自然光が入る窓があったので憂鬱さはありませんでしたが、隣(図の左側にも反転したような間取の部屋がありましたが北側にある窓の直ぐ外には工場の壁が手を伸ばせば届く位置に迫っていましたので、昼尚暗いと言った感じでした。

当事を思い出して家具のレイアウトをしてみましたが、東側の窓寄りにベッドを置き、西側には机とテレビ、洋服を掛けるパイプハンガーを一列に並べ、北側の窓沿いにコンポを配置、図にはありませんが、ここに小さな冷蔵庫も入っていました。そして中心にはコタツ用のテーブルが1年を通し鎮座し、冬にはコタツ布団が登場し、そこが私の定位置でした。そうです生活の全てがここで完結してしまう究極の便利(横着)スペースだった訳です。

洗濯物は外には干せませんので部屋干しです。さしずめ、アジアの雑踏がここにも規模を小さくして存在しているとでもいいましょうか?そんな感じでした。

さて、こんな生活を通し、感じた事や現在の住まいづくりに生きている事などについて次回以降で触れていきたいと思います。お楽しみに!

 

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2005年08月07日

まわって、まわって!

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まわって、まわって

 

さて、これまでは住まいの中のわくわく空間と言う「部分」を切り取ってお伝えして来ましたが、今回は住まい全体を見渡したわくわく空間を提案してみます。

 

 

ワークスペース住まいは個室だけで構成されている訳ではなく廊下、階段等の水平垂直方向への連絡経路、水周り、収納等、中には用途のはっきりしない曖昧な空間まであって1軒の住まいが出来ているのは御理解頂ける事と思います。

 

居間和室ここにその1例を実際の提案図面に基づき紹介致します。4間四方(7.28m角)の正方形平面に寝室、納戸、子供部屋、ワークスペース、吹き抜け等の要素で構成された2階の間取ですがそれぞれのスペースが吹抜に向き合うように計画してあり、吹抜けを中心にまわって、まわって、エンドレスにぐるぐる繋がっていきます。吹抜けを通し、階下とも繋がっているこの住まいは、わくわくエンドレスな住まいとも言えるかも知れません。

また、この提案以外にも住まいのあっちとこっちの2箇所に階段やスロープなんかを設けて上下階でエンドレスにぐるぐるまわれる、エンドレスハウスって言うのも楽しいかもしれませんねー!

住まいの形もエンドレスです、自由な発想で住まいを考えてみましょう!

 

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2005年08月06日

あっちこっちから効率良く!

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あっちこっちから

 

さて、今回は、身の丈サイズのわくわく空間の提案です。

実際の住まいづくりに於いても本当に提案した事もありますが、横槍が入ったらしく寸での所で実現はしていませんが、かなり有効な空間の活用法だと思います。

予算や土地の関係から、充分なスペースが取れないけれども、どうしても子供部屋は2部屋、確保したい等、条件が厳しい場合、図のように最低限のワークスペース、収納そしてあっちとこっちから段を違えて立体的にベッドスペースを設けると効率良く2部屋分のスペースを確保する事が出来る訳ですが、さらにこのベッドスペースを家具のようにつくり、将来取り外したり移動出来るようにしておけば、ライフスタイルの変化で大きなスペースが必要になった時等にあっちとこっちが繋がり広い一部屋となる訳です。

図は上が平面(間取)図で最低限のワークスペースと収納、立体的に利用するベッドルームにより構成されている訳ですが、平面的に3m四方(約4.5帖程度)もあれば充分このスペースは可能です。もう少し寸法を追い込んでも可能ですが・・・。

狭いと感じるかも知れませんがベッドは横になるだけでいいのですから、前回にお伝えしたロフトと同じ様に適度な狭さが自分だけのコックピットのような感じでわくわく空間になる事、うけあいと思いませんか?宜しければ一度御試しあれ!

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2005年08月05日

住まいの中にもわくわく空間を!

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ロフト

住まいの中に設けるわくわく空間として、最初に思い浮かぶのがロフトではないかと思います。まあ、ありふれていると言えばそれまでですが、その身の丈サイズの窮屈さが何とも心地良いのでしょう!

大学時代の友人などは、社会人になってからもわざわざロフト付きの賃貸を探していた事もありました。

ロフトを英和辞典で調べてみると屋根裏や教会、事務所、講堂、倉庫などの上の階という風になっていますが建築基準法によると、この辺りの事について少し基準が設けられています。

小屋裏、天井裏その他これらの部分に物置等(この「等」が曲者です)がある場合についての基準ですが、その、天井高さは1.4m以下(但し高さの差がある場合は平均高さ)で床面積は直下の階の床面積の1/2未満(すなわち2階にあるロフト等であれば2階の床面積の1/2未満)であれば当該部分は床面積や階数に参入しない事になっています。

階数に参入しないと言うのは木造の住まいにとって大きく法的な取り扱いが変わるので、実はこれ生命線なのです、木造の2階建てと3階建てでは扱いが3階建ての方が厳しくなりますが、これは又いずれどこかで取り上げます。

まあ、法律の話はこれ位にしておいて、写真は中学生と高校生のお子様のための部屋です。この写真の右手には壁を挟み反転した同じ間取の部屋があるのですが、床から2m程上がった位置にあるロフトは屋根勾配を利用したスペースで寝る事を主目的としたベッドスペースで、その下にぽっかりと口を開けた部分にクロークとしての機能を備えています。

部屋自体が垂木を見せた屋根裏風ではありますが、普段手の届かない、この様な一段高いスペースも、子供だけではなく大人にとっても、住まいの中のわくわく空間の一つではないでしょうか?

次回は又違った提案をしてみたいと思います。

 

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2005年08月04日

身の丈サイズのわくわく空間

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さて、前回の続きです。身の丈サイズのジャストな空間に心惹かれませんか?と言う話でしたが、実際にあった話をしてみます。

あるリフォーム工事後の見学会での話ですが、写真中椅子の左に小さな建具が付いているのが御分かり頂けますでしょうか?

この戸の向こうには屋根裏収納があります。広さにして3畳程度、一番高いところで1.5m程度の屋根勾配に沿った天井が貼ってあるスペースですが大人ではとてもじゃあ、ありませんが真っ直ぐに立って歩けるスペースではありません。所が小学校低学年程度までの小さなお子さんにとってはジャストサイズの空間です。

それで、見学会の時にこの戸を開けておくと不思議と吸い込まれるように小さなお子さんは喜んでこの中に入って行きます、あまりにもみんな同じ様な行動をとるので、終いにはこちらが、その様子を観察して楽しんでいる次第でした。

でも、これ中に閉じ込められたまま戸を閉められてしまうと真っ暗闇の恐い空間へと変わり、大きくなっても暗くて狭い所に怯えるトラウマとなる事も考えられます。

この頃の楽しさと恐さって紙一重なんでしょうねー?

さて次回は、具体的に、このジャストサイズの空間をどのように住まいの中に取り入れられるかと言う事を考えてみます。

 

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