2006年12月
2006年12月28日
2006年総括
そろそろ、どこの企業も一年の締め括りを迎えられている事でしょう。
私共も公には明日から正月休業とさせて頂く訳ですが、至急緊急の場合は対応させて頂きますので御連絡下さいませ。
さて、1年を振り返ってみて、おかげ様で非常に充実且つ忙しい1年となりました事を感謝致します。引き続きご愛顧の程宜しくお願い致します。
今年は以前とは別の専門学校での非常勤講師業が春先から始まった事や現場着工3戸、内竣工1戸、工事中2戸、設計中の物件、新規のお話も数件頂いていまして、昨年までとは又違ったペースでの仕事を求められた訳ですが、これを足掛かりに、又来年に向けてもますます頑張って行きたい所です。
年頭の目標をどれ位達成できたかと言う点も振り返っておかなければいけませんが、ここでは敢えて発表は差し控えます。
さて、来年はどんな年になるのでしょうか?嫌な事件や事故が世間を賑わせる年では無い事を願いたいものですね。
皆様にとりましても、良い年でありますように!
このエントリーをもって今年の総括としましたが、まだ今年は数日ありますので場合によってはエントリーする事もあろうかと思います。
2006年12月25日
年末年始のお知らせ
そろそろ仕事納めと、行きたい所ですが無事正月を迎えたいのですが、どうやら仕事三昧の年末年始となりそうですが・・・。
年末年始の業務のお知らせです。
正月休業は
2006年12月29日(金)〜2007年1月4日(木)までとします。
又、新年早々
2007年1月6日(土)、13時30分〜17時頃 まで神戸HDC 3階 コンフォートハウスプラザ、
「ひょうごネットワーク木の道ブース」にて住宅相談会を行いますので、遠慮なくお越し下さい。
2006年12月20日
棟上げ
今日は、今月2軒目の棟上げと言う事で「綾部の家」の現場へ
他の事務所は、どうされているのかは分かりませんが、私共では基本的に朝、職人さんが仕事を始めるのと同時、(遠方の場合は少し遅くなる事もありますが)に現場に入るようにしています。
何故かは分かりませんが、こんなおめでたい日に、夕方にちょっとだけ行って「おめでとうごうざいます」と言うだけでは、もったいないし、図面と言う二次元の世界から三次元へ、建物が立体化する様をやはり確認しておきたい事や少しだけ福を分けて頂けるような気もするので、出来る限り、1日立ち会う事にしています。
さて、そんな、おめでたい大安の今日の天気は「晴れ」と言いたい所ですが午前中一杯、現場周辺は深い霧の中。
まあ、でも霧の出る日は殆ど晴れの日なので、今か今かと青空を期待していましたが、結局、お昼12時前にようやく西の空からかすかな青空が出てきました。北近畿は日が差さないと流石に寒いです。
霧の中の現場はこんな感じです。
で晴れてくると、抜けたような青空
そんな青空も、この季節あっという間に暮れましたが、何とか屋根の7〜8割方、蓋が出来た所で式典に移行。明日も好天らしく何とか雨に降られずに済みそうなそんな現場は来年、桜の季節に竣工予定です。
又登場しましたが今回の現場も登り梁構造ですが、この住いでは上下階での柱の通りも良く、シンプルなプランゆえ、構造的にも非常に整合性の高い物となっています。
今回は、全て手刻みとあって、良く見ないと分からないのですが、職人さんの手仕事の跡(気遣い)が随所に散りばめられている、良い仕事です。
棟梁も若手職人に対し、「(材料に)傷をつけるなよっ!」と発破を掛けられていたのが印象的でした。
2006年12月19日
中間検査
今日は「香住の家」の中間検査。
少し早めに着き、屋根を眺める。切妻屋根が3つ連なったような外観。東側の軒先は隣の建物の屋根と袖触れ合うような距離となっているが、越境はしていないのでお互い様と言った感じです。
検査時間はものの10分ほどで問題なし。
しかし、最後の言葉は印象的。「今の法令で行くと金物がどうしても多くなり、印象的には金物でがんじがらめになるよなー、大工の技術もあったものではない」
「ごもっとも」です。
でも、それを強いているのは悲しいかな、検査機関が取り締まるべき建築基準法なので勝手に減らせとは、言えない。
私共でも極力減らすべく努力はしているが、計算ルートを変えると現場監理の難しさと、施工の煩わしさが付きまとう(施工が煩わしいと言うことは施工不良も起こりやすく為る訳で)、そうなると当然コストにも影響する訳で・・・
だんだん「北の国から」口調となってきましたが
極力シンプルに物事を考えるべきですね。
2006年12月17日
刻み見学
昨日今日とこの時期には珍しく連日の好天でしたね。
今日は、「綾部の家」の住い手さんをお誘いして、工務店の作業場に構造体の刻みの見学に行ってきました。何と今月20日(大安)に上棟予定なのですが、私にとっては今月2棟目の上棟を経験する事になります。(珍しい事ですが)
で、そのスケジュールに間に合わせる為に大工さんはここの所、毎日8時まで残業しておられるらしいのですが、何と言っても今回は全て手刻みしますとの工務店さんの申し入れでしたので、プレカットと比較すると時間が多少掛かるのは必死かなとも思っていましたが、人海戦術で頑張っておられるようです。

写真に写っているのは横物と言って、水平方向に用いる主に梁材です。
で正面の輪木の上に乗っているのは登り梁です。登り梁の架構は私共の事務所では非常に良く用いるのですが垂木の架構と違って屋根組みが非常に骨太に見えるのと屋根の勾配なりに天井を張れば階高さをあまり高くしなくても非常に高く広い空間を確保出来る特徴があります。
さて、後は20日とその後、屋根が掛かるまでの天候を祈るばかりです。
2006年12月12日
瓦葺き
久々の更新となりました。
何だかんだとサボっているうちにもう12月も半ば、焦っております。
今日は「香住の家」の定例打ち合わせでした。
棟上げ後1週間が経ち、屋根の瓦葺き工事が始まっています。
この辺りの家は、壁は杉下見板張り、屋根は切妻瓦葺きと言った住まいが殆どで、私達が住む丹波のような山間部に見られる入母屋の住まいは全く見られません。
屋根に谷や棟などの沢山の凹凸が出来る入母屋の住いは、雨等に対する仕舞いが煩雑となるため風が強く、雪や雨の多いこの辺りの気候風土には合わないからだそうです。
で、ここ「香住の家」では横桟のみならず縦桟も用いた、この辺りでは一般的とされている工法により瓦を葺いて頂いています。
縦桟は丁度瓦の割り付けに合わせてあって、この縦桟を打つための下仕事は面倒だそうですが、一旦出来上がってしまうと、これに合わせて瓦を載せて釘でこの桟に留めつけるだけと言う物で、ある程度の屋根の面積であれば、断然こっちの方が仕事が早いのと、上から荷重が掛かった場合にずれが少なく、音もし難いと言う利点があります。
と見ている間にあっという間に瓦が葺かれていく様は中々リズミカルな職人技と言った感じでした。
いつもは鋼板葺きとする事が多い中、このように見てみると瓦葺きも耐震性さえしっかり確保しておけば、重厚感が感じられなかなかいい物です。
ちなみに、瓦に着いている円弧状の物は雪留めと言って、屋根に積もった雪を軒下にどかっと落とさないようにする為の物で、兵庫県では私が住む丹波以北の地域では必ずと言っていいほど設けられる物です。
もっと豪雪地域ではこう言った物は設けない所もあるようですが・・・。
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2006年12月04日
棟上
今日はみぞれ混じりの雨時々青空が顔を覗かせる日本海側特有の曇天の中「香住の家」の棟上が行われました。
今日の大安を逃すともう暮れも押し迫るので少し強行でしたが、降ったり止んだりで、ずぶ濡れにはならずに済んだかな?と言う感じでした。
前日の天気予報を見ると、降水確率70%以上と最悪のコンディションを匂わせていましたので朝、出発前に監督さんに「今日は決行ですか?」と確認を入れたのですが
「はい、決行です!」との返事。
これは、もしかしたらこの辺りと同じように晴れているのかなあ?と意を決し出発、しかし豊岡辺りまでは陽も差すほどでよかったのですが、北の方を見るとどう見ても、雪雲。(嫌な感じ)
現場に到着、午前10時過ぎ、もう1階の柱は、ほぼ立ち並び、2階の胴差に入りかけでした。
時折、差す日差しに、ふと海の方に目をやると、何やら虹が、シャッターチャンスと移動している間にぼやけて、御覧のようにかすかに写る程度となってしまいました。

そして、中締めに行われた餅撒きに、地区の有線放送で、ご近所さんに召集をかけたとかで、御覧のように沢山のご近所さんが集まってきました。って大工さんも混じっているではないですか・・・。(ヘルメットをかぶっているのがさっきまで上で作業をしていた大工さん達です。)
私はと言いますとカメラマンを買って出ましたので、戦利品は偶然、足元に転がってきた餅、2個だけですが、偶然にも紅白が揃いました。めでたし!
最後には何とか大屋根の垂木が掛かる所まで進み、辺りは真っ暗、全員で式典を執り行いこの日はここまででした。
悪天候の中、段取り良く進めていただいた職人さんたちに感謝し、来年の竣工まで無事、事故無く完成する事を期待します。
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