2007年02月
2007年02月27日
今週の現場
正しくは今週と先週の現場なのですが
まずは今週の「綾部の家」から、そろそろ外壁の色を決めなければいけない段階になりました。色については何度やっても難しいのですが、出来るだけ多色使いにならない事を心掛けています。
異種の部材が組み合わされて出来上がる建築は同じ色でも部材が違えば光りの条件や周辺環境により、違った表情を見せます。
さて、今回は外壁の板張り部分に黒っぽい色を採用していますので、一番大きな面積を占める吹付け部分をどうするか?
3色ほど候補を選択し、見本を製作して頂くことになりました。どのような色になるかは乞うご期待!

続いて先週分の「香住の家」は窓の位置について
住まい手のご希望により以前の住まいの四つ間を踏襲したプランによって1階では唯一、南面の窓となったダイニングスペースには掃き出し窓とその上に天井の勾配に沿った大きな高窓を設けています。ここから入る日差しによって部屋の中はポカポカ陽気に包まれています。

冬になると皆が暖を求め、ここに集まってくるのかな?とも思いましたが
窓の位置について、2階にも小さな横長の引き違いの窓が屋根の関係で随分と高い南面についています。この部屋の窓はこの小さな横長の窓だけにもかかわらず、ずいぶんと明るく感じます。
サッシメーカーのCMではありませんが、窓の位置や形状は本当に重要で、北=暗い、と言うイメージに拘束される事無く、空間の目的に応じ柔軟に考える必要があります。
2007年02月26日
2007年02月24日
2007年02月23日
標準貫入試験
標準貫入試験と言うと少し大きな規模の建物の地盤調査では一般的に行われている調査法ですが、今回のこちら「香寺町の家」ではこの方法が採用されました。
と言いましても、鉄筋コンクリート造等の重量のある建物が建つ訳ではありません、普通に木造の建物なのですが、ここで採用された調査法は標準貫入試験と言っても、土質のサンプリング(採集)が出来ない少し簡易な物です。
でも、サンプリング(採集)が出来ない以外は全く一般の方法と同じ方式ですので、礫層地質ではスウェーデン式の調査法より正確な調査結果が得易く、調査費用も、建設場所にもよりますがスウェーデン式サウンディングと対して変わりない程度で出来るそうです。
肝心の調査結果は又の機会にでも・・・。 (^^)

2007年02月21日
漁礁でしょうか?
2004年に発生した台風23号は各地に大きな爪跡を残しました。
我が集落でもその影響を受け、河川の一部が氾濫し、尊い命も犠牲になりました。そしてつい最近になり、その被害を受けた河川の治水工事が完成した模様で、(噂によると被害に遭う前から治水工事の計画はあったとか)現場事務所も解体され、川岸にも容易に近づけるようになりました。
そこで、散策がてら近寄ってみると、何とも不思議で人為的な岩肌が、今は未だ不自然にも思えるのですが、この岩で水の流れを変え、ぽかぽか陽気も手伝い初春なのに何とも涼しげに思える水音を発しています。
一見不自然に思える川床ですが、岩を沈め隙間をつくり、水の流れが緩やかになる事で藻が繁殖し、それをついばみに魚達がやってくると言った仕組みのようですが、さて通年水量の少ないこの川にどんな魚がやって来るのでしょうか?
それを確かめるには、少しの季節と時間の進行が必要ですが、又そっとのぞきに行って見ようと思います。
今日は携帯のカメラで撮ってみました。
2007年02月20日
2007年02月19日
香り立つ
今、我が事務所の中や現場に行くと、ある木が香り立ち、癒されています。

その香りの主は「能登ヒバ」、事務所にあるのはサンプルにと送られてきた物や営業さんが置いて行った物ですが、それでもこれを取り出すたびに何とも言えない良い香りです。
そして、現場に行くと今日から、この能登ヒバ張りの工事が進められています。
所が、この香りは板を張っている部屋よりも、他の部屋の方がより良い匂いがします。
匂いのする木と言えば「桧」等もそうですが、所が桧の場合は、暫くすると匂いがしなくなります(但しカンナを掛けると再び又暫くは匂いが戻るのですが・・・)が、この能登ヒバはいつ手にとっても香り立つと言った表現が適切かどうかは分かりませんが、待ってましたとばかりに、香りが広がるのです。
現場での使用直前とあって、数日前に再び、サンプルを取り出した、我が事務所の中が香り立っていると言う訳なのです。

前回は若い職人さんの仕事を賛辞しながら、本文とは直接関係の無い写真でしたので、今日はその賛辞に値する写真をと1枚、UPしてみました。
今日も黙々と、そのボード張りに打ち込んでいました。
2007年02月16日
現場経過
最近、更新も滞り気味ですが、今週は体調を崩し、あまりいいスタートとは行きませんでした。
が、それでも現場は確実に進んでいる訳でして、打ち合わせは行われた訳ですが。
まずは、「香住の家」は階段を掛ける工事が始まりました。細かな進行は各工務店によって違いますのでどの段階で階段が掛けられるかは現場次第なのですが、上下の作業の事を考えるとまあ工事の中間時位が一般的かと思います。

で、写真は階段の側桁部分です。踏み板や蹴込み板がはめられる部分を欠き込んで、そこへ板をはめ、裏から楔をうってそれぞれがきっちりと引っ付いているように見えるのですが、この仕様の場合の裏側は結構な事になってしまいます。
偏に階段と言いましても、様々な納め方がありますので、これはほんの一例です。

続いて「綾部の家」は造作工事が続く中、2階の壁部分からボード張りが始まりました。
一般にボード張りは若い職人さんが任される事が多いようですが、この現場も若い職人さんが、下地でありながらも、きっちり隙間無く綺麗に張ってくれています。
そのまま仕上げにしてもいい位とは言いませんが、それ位の意気込みを感じます。
将来、いい職人さんに育って欲しいですね〜。
2007年02月11日
2007年02月03日
2007年02月02日
大雪
今シーズン、3度目の積雪です。
ここ丹波の青垣町では今もシンシンと降り続いています。
今シーズンは天気予報でも「降るぞ、降るぞ」と脅されて、ようやく3度目で、ドカッときた感じです。
それにしても、今年は暖かな冬でして、この雪も長くは続かないとの事でよかった、よかった。
積雪30cmくらいですが、今回の雪は水分を含む重い雪。
これが長期に渡り、屋根に降り積もる事を想定し、多積雪地帯では屋根荷重を割り増して、部材の大きさを考えなければいけません。
従って、必然的に温暖な地域とは部材断面の大きさが変わるのですが、さて構造材を見せる造り方をする場合は、この部材断面の違いが住まい内部の「ごっつさ」にも影響するのですが
要は、見せ方や空間との対比など総合的な解決の仕方ですので一概に大きな断面だから「ごっつい」とはなら無いのが、建築の面白い一面でもあります。








